ミステリー小説 『メニュー改正』
俺の名は武ぞう。本名は武士の武に徳川の徳と書いて『武徳』だ。
静岡県伊東市荻(おぎ)でラーメン店を営んでいる。
ラーメン店というよりは、御飯物はもちろん、定食や一品料理。セットメニューややきそば系やアルコール類も沢山置いてある、所謂町中華だ。



三年ほど前から世界中を混乱させている、新型コロナウィルスのおかげで、俺らラーメン店だけでなく、多くの飲食店に影響が出ている。
緊急事態宣言などで、夜の営業時間を短縮せざるを得なかった、多くの飲食店。
営業時間を短縮すると言う事は、それだけ売り上げが減る。
売り上げが減ると言う事は経営を圧迫する。
ランチを売りに商売してるお店は良いが、居酒屋やスナック、バーなど、お酒が伴う夜の営業がメインの飲食店は死活問題だ。営業したくても出来ないのだから。
そんな状況でも、どのお店も、もがき苦しみながら必死に命がけで自分のお店を守っている。
だが残念な事に力尽きてしまったお店も沢山ある。
『あのお店のあのメニューが食べたい』そう思ってモチベーションを上げる事がもう二度と出来ないと思うと本当に悲しい。お店が無くなると言う事はそれだけ重大な事だ。
そんなコロナがやっと落ち着きを見せたかと思うと、今度はあってはならない戦争が勃発。そのおかげで今度は燃料・材料費の高騰が止まらない。
コロナと原料の高騰のダブルパンチでどのお店も頭を悩ませている。
そんな武ぞうも、お客様には大変申し訳なく心苦しいが
10月から商品の一部を値上げさせて頂く事になりました。
4月頃から原料の高騰が始まった。


それから現在までの半年間は商品の値段を上げたくないので、今まで業者に頼んでた作業を自分達でやったり、もう一度経費を見直して、経費を節約したりと、毎日頭を悩まし経費節減に努めてたのだが、この10月からも原材料の高騰が止まらない。

その値上げの幅が尋常ではない。今までの100円200円の値上げではなく、材料によっては一割以上値上げされている。

このままだと利益が落ち、経営が圧迫されて、店を閉める事になる。
先程も言ったが、ウチを楽しみにしてくれてるお客さんを守る為には、まず自分の店を守らなければいけない。苦渋の決断だ。
ただ、お値段据え置きの商品もあるし、ウチには酔っ払いのお客さんが多いので、アルコール類の原価も全部値上がったが、なんとか頑張ってアルコール類のお値段も据え置いた。

ただ値上げするのではなく、新しい日替わりランチメニュー追加した。
『ミニ豚丼とラーメンセット』

『ミニ焼き鳥丼とラーメンセット』

グランドメニューにはない商品なので、やり始めたばかりだが、お客さんにも御好評頂いてる。
値上げをするという事は、当然メニューも作り直さねばならない。
それに伴い、店に貼ってあるポップも新調した。

店内のポップ以外のメニューの制作を依頼したのは『一匹の鯨』を経営している会社の社長、久保田氏だ。

彼は『一匹の鯨』の他にも、静岡市に『ヒトヤドノクジラ』『FAKE』の二軒のラーメン店を経営しており、実はその他にも居酒屋を二軒も経営してる凄腕の経営者なのだ。
飲食店経営の他にもこういったメニューの制作や、デザインなどといった仕事もしており、昔に比べて現在は100キロ程太ってしまったが、腕は確かだ。

そして友情価格で値段もリーズナブル。そして何より仕事が早い。
この日も午後からメニュー改正の打ち合わせや写真撮影をし、それを会社に持ち帰り、細かい修正はオンラインでやり取りし、22時には原本を完成させてしまった。
そして三日後には、新しく印刷されたメニューと新しいメニューブックが届いた。

ウチはメニューが多い為、印刷する枚数も多い。それを考えれば異例の最速のスピードだ。
メニューの組み立て作業は、営業中には到底出来ないので、休みの日の夜に行った。

意外と時間がかかる作業だった。
店のポップ。グランドメニュー。新しいランチセットの最終調整を終えたのは午前0時を回った頃だった。
「これでやっと明日から新しいメニューを提供出来る」そう胸をなでおろし、最後にもう一度新しいメニューを確認したその時!
なんとも形容しがたい、嫌な違和感に襲われた。
少しずつ、少しずつ、胃に鉛のような重たい塊が降りて来る。
見てはいけないものを見てしまった。そんな嫌~な感覚。
少しだけ鼓動が早くなる。まさか。いや違う。そんなはずはない。
頭を振って無理矢理その違和感を脳から追い出し、もう一度冷静になってメニューの最後のページを見た。
そこには、さっき感じた嫌な違和感の正体がなんのためらいもなく鎮座していた。
そう。住所の漢字が間違っていたのだ。
ウチの住所は伊東市『荻(おぎ)』だが、メニューに印刷されてる漢字は伊東市『萩(はぎ)』だった。

「明日から・・・いや、あと11時間後にはメニューのリニューアルだと言うのに・・・」
膝から崩れ落ちそうになる衝動を何とか堪える。
「いくら彼の仕事が早いとはいえ、今から久保田氏に連絡して修正して送ってもらうなんて不可能だ・・・」
そんな絶望の底にいた俺に追い打ちをかけるように、突然一抹の不安が脳を直撃した。
先程より鼓動が早くなる。鼓動が早くなるどころか動悸がしてきた。
いや。そんなはずはない。
そんな事はあってはならない。
俺は慌てて店内を飛び出し、裏の倉庫に走り出した。
裏の倉庫に行き、新しいメニューと共に一緒に届いた段ボールを手にする。
もう一人の俺が『開けちゃダメだ!!開けちゃダメだ!!』と頭の中に警笛を鳴らす。
その警笛を振り払い、段ボールを開ける。手が震えて上手く段ボールが開けられない。
カッターナイフでガムテープを切り、その段ボールを乱雑に開封した。
中には、今回お店用のメニューと一緒に作り直した、出前用のメニューが。その数500枚。

その500枚の中の一枚を取り出し、ゆっくりと最後のページに目を通した。
手が震えてその文字が上手く読み取れない。嘘だ。嘘だと言ってくれ。
悪い不安が的中した。出前のメニューも『荻(おぎ)』が『萩(はぎ)』になっていた。

自然に涙が零れ落ちて来た。涙が鼻水に変わり、気が付くと俺は嗚咽を漏らして泣いていた。
「500枚がパーだ・・・明日からどうすりゃ良いんだよ」
ひとしきり泣いた後、涙を拭き、鼻をかみ、一度外に出て夜空を見上げた。
“こんな事でくじけてどうする”
“新しいメニューにしたくても出来ないで散って行ったお店も沢山あるんだ“
“それに比べたら、まだ商売出来るだけでありがたいと思え”
心の中で自分に発破をかける。
冷製さを取り戻し、とりあえず久保田氏に連絡を入れた。
「グランドメニューと出前のメニューの住所の漢字が『荻』が『萩』に間違えてんだよね」
すると久保田氏から即返事が。
「申し訳ありません。こちらのミスです。すぐにやり直して最速で送ります」
久保田氏は何の言い訳もせず「こちらのミスです」と即答してくれた。だがそれは違う。
彼はメニューの原稿が出来上がると必ず「確認お願いします」と言って、その原版の写真を俺に送って来る。
最終的には、俺がそれを見て確認して「これでOK」とGOを出すのだから、責任は俺にある。そこで間違いに気付き、久保田氏に連絡すればいいだけの話だ。
その時俺はその漢字の間違いに気付かなかったのだ。完全に俺の責任だ。
それなのに久保田氏は「自分のミスです」と素直に言ってくれた。
その上「こちらのミスなので、メニューの刷り直し代はこちらが持ちます」とまで言ってくれた。
それは出来ない。結果俺のミスなのだからその費用はウチが持つのが当たり前。
そう久保田氏に伝えると「いや、大丈夫です。今回はウチが持ちます」とガンとして引かない、久保田氏。
ならばお互い様と言う事で、刷り直しの費用は折半にしよう。と伝えると
「いや。本当に僕が悪いんで、今回はこちらで払います」と一点張り。
そんな久保田氏が最後に一言こう言った。
「メニュー代も安くありません。今回は僕も少し協力させてください。一緒にこのコロナと原料高騰を乗り越えましょう」
なんて言い奴なんだ。目頭が熱くなった。彼は体も分厚いが情にも熱い漢なのだ。

今回はその久保田氏の好意に甘える事にした。
後日、そんな久保田氏からまたもや最速で訂正されたメニューが郵送で届いた。
その封筒に貼られた宛先を見て俺は愕然とした。また少し鼓動が早くなる。
送り先の武ぞうの住所は間違ていない。確かに『萩』ではなく『荻』と書いてある。
だが『中華 武ぞう』が『中華 式ぞう』になっている。

それだけではない。
俺の名前『武徳』までもが『式徳』に間違われてる!!

俺は1つ大きな深呼吸をして、頭の中を整理した。
そういえば、アイツ昔から良く俺の名前や住所間違えてたよな・・・
メニューの住所を間違えた真犯人はアイツだったんだな・・・
だから頑なに訂正されたメニューの代金は自分で支払うと引かなかったのか。
自分のミスって分かってたんだ。きっと。
それなのに、俺を感動させるような事を言ったのか。
俺はその封筒を持って、窓を開け空を見上げた。
そこには秋晴れの綺麗な青空が広がっていた。
真犯人が分かった安堵感と、これでやっと新しいメニューを提供出来る安堵感からその秋空を見ながら、俺は少し苦笑した。
窓から入る心地よい秋の風を感じながら、俺は静かに目を閉じた。
完
静岡県伊東市荻(おぎ)でラーメン店を営んでいる。
ラーメン店というよりは、御飯物はもちろん、定食や一品料理。セットメニューややきそば系やアルコール類も沢山置いてある、所謂町中華だ。



三年ほど前から世界中を混乱させている、新型コロナウィルスのおかげで、俺らラーメン店だけでなく、多くの飲食店に影響が出ている。
緊急事態宣言などで、夜の営業時間を短縮せざるを得なかった、多くの飲食店。
営業時間を短縮すると言う事は、それだけ売り上げが減る。
売り上げが減ると言う事は経営を圧迫する。
ランチを売りに商売してるお店は良いが、居酒屋やスナック、バーなど、お酒が伴う夜の営業がメインの飲食店は死活問題だ。営業したくても出来ないのだから。
そんな状況でも、どのお店も、もがき苦しみながら必死に命がけで自分のお店を守っている。
だが残念な事に力尽きてしまったお店も沢山ある。
『あのお店のあのメニューが食べたい』そう思ってモチベーションを上げる事がもう二度と出来ないと思うと本当に悲しい。お店が無くなると言う事はそれだけ重大な事だ。
そんなコロナがやっと落ち着きを見せたかと思うと、今度はあってはならない戦争が勃発。そのおかげで今度は燃料・材料費の高騰が止まらない。
コロナと原料の高騰のダブルパンチでどのお店も頭を悩ませている。
そんな武ぞうも、お客様には大変申し訳なく心苦しいが
10月から商品の一部を値上げさせて頂く事になりました。
4月頃から原料の高騰が始まった。


それから現在までの半年間は商品の値段を上げたくないので、今まで業者に頼んでた作業を自分達でやったり、もう一度経費を見直して、経費を節約したりと、毎日頭を悩まし経費節減に努めてたのだが、この10月からも原材料の高騰が止まらない。

その値上げの幅が尋常ではない。今までの100円200円の値上げではなく、材料によっては一割以上値上げされている。

このままだと利益が落ち、経営が圧迫されて、店を閉める事になる。
先程も言ったが、ウチを楽しみにしてくれてるお客さんを守る為には、まず自分の店を守らなければいけない。苦渋の決断だ。
ただ、お値段据え置きの商品もあるし、ウチには酔っ払いのお客さんが多いので、アルコール類の原価も全部値上がったが、なんとか頑張ってアルコール類のお値段も据え置いた。

ただ値上げするのではなく、新しい日替わりランチメニュー追加した。
『ミニ豚丼とラーメンセット』

『ミニ焼き鳥丼とラーメンセット』

グランドメニューにはない商品なので、やり始めたばかりだが、お客さんにも御好評頂いてる。
値上げをするという事は、当然メニューも作り直さねばならない。
それに伴い、店に貼ってあるポップも新調した。

店内のポップ以外のメニューの制作を依頼したのは『一匹の鯨』を経営している会社の社長、久保田氏だ。

彼は『一匹の鯨』の他にも、静岡市に『ヒトヤドノクジラ』『FAKE』の二軒のラーメン店を経営しており、実はその他にも居酒屋を二軒も経営してる凄腕の経営者なのだ。
飲食店経営の他にもこういったメニューの制作や、デザインなどといった仕事もしており、昔に比べて現在は100キロ程太ってしまったが、腕は確かだ。

そして友情価格で値段もリーズナブル。そして何より仕事が早い。
この日も午後からメニュー改正の打ち合わせや写真撮影をし、それを会社に持ち帰り、細かい修正はオンラインでやり取りし、22時には原本を完成させてしまった。
そして三日後には、新しく印刷されたメニューと新しいメニューブックが届いた。

ウチはメニューが多い為、印刷する枚数も多い。それを考えれば異例の最速のスピードだ。
メニューの組み立て作業は、営業中には到底出来ないので、休みの日の夜に行った。

意外と時間がかかる作業だった。
店のポップ。グランドメニュー。新しいランチセットの最終調整を終えたのは午前0時を回った頃だった。
「これでやっと明日から新しいメニューを提供出来る」そう胸をなでおろし、最後にもう一度新しいメニューを確認したその時!
なんとも形容しがたい、嫌な違和感に襲われた。
少しずつ、少しずつ、胃に鉛のような重たい塊が降りて来る。
見てはいけないものを見てしまった。そんな嫌~な感覚。
少しだけ鼓動が早くなる。まさか。いや違う。そんなはずはない。
頭を振って無理矢理その違和感を脳から追い出し、もう一度冷静になってメニューの最後のページを見た。
そこには、さっき感じた嫌な違和感の正体がなんのためらいもなく鎮座していた。
そう。住所の漢字が間違っていたのだ。
ウチの住所は伊東市『荻(おぎ)』だが、メニューに印刷されてる漢字は伊東市『萩(はぎ)』だった。

「明日から・・・いや、あと11時間後にはメニューのリニューアルだと言うのに・・・」
膝から崩れ落ちそうになる衝動を何とか堪える。
「いくら彼の仕事が早いとはいえ、今から久保田氏に連絡して修正して送ってもらうなんて不可能だ・・・」
そんな絶望の底にいた俺に追い打ちをかけるように、突然一抹の不安が脳を直撃した。
先程より鼓動が早くなる。鼓動が早くなるどころか動悸がしてきた。
いや。そんなはずはない。
そんな事はあってはならない。
俺は慌てて店内を飛び出し、裏の倉庫に走り出した。
裏の倉庫に行き、新しいメニューと共に一緒に届いた段ボールを手にする。
もう一人の俺が『開けちゃダメだ!!開けちゃダメだ!!』と頭の中に警笛を鳴らす。
その警笛を振り払い、段ボールを開ける。手が震えて上手く段ボールが開けられない。
カッターナイフでガムテープを切り、その段ボールを乱雑に開封した。
中には、今回お店用のメニューと一緒に作り直した、出前用のメニューが。その数500枚。

その500枚の中の一枚を取り出し、ゆっくりと最後のページに目を通した。
手が震えてその文字が上手く読み取れない。嘘だ。嘘だと言ってくれ。
悪い不安が的中した。出前のメニューも『荻(おぎ)』が『萩(はぎ)』になっていた。

自然に涙が零れ落ちて来た。涙が鼻水に変わり、気が付くと俺は嗚咽を漏らして泣いていた。
「500枚がパーだ・・・明日からどうすりゃ良いんだよ」
ひとしきり泣いた後、涙を拭き、鼻をかみ、一度外に出て夜空を見上げた。
“こんな事でくじけてどうする”
“新しいメニューにしたくても出来ないで散って行ったお店も沢山あるんだ“
“それに比べたら、まだ商売出来るだけでありがたいと思え”
心の中で自分に発破をかける。
冷製さを取り戻し、とりあえず久保田氏に連絡を入れた。
「グランドメニューと出前のメニューの住所の漢字が『荻』が『萩』に間違えてんだよね」
すると久保田氏から即返事が。
「申し訳ありません。こちらのミスです。すぐにやり直して最速で送ります」
久保田氏は何の言い訳もせず「こちらのミスです」と即答してくれた。だがそれは違う。
彼はメニューの原稿が出来上がると必ず「確認お願いします」と言って、その原版の写真を俺に送って来る。
最終的には、俺がそれを見て確認して「これでOK」とGOを出すのだから、責任は俺にある。そこで間違いに気付き、久保田氏に連絡すればいいだけの話だ。
その時俺はその漢字の間違いに気付かなかったのだ。完全に俺の責任だ。
それなのに久保田氏は「自分のミスです」と素直に言ってくれた。
その上「こちらのミスなので、メニューの刷り直し代はこちらが持ちます」とまで言ってくれた。
それは出来ない。結果俺のミスなのだからその費用はウチが持つのが当たり前。
そう久保田氏に伝えると「いや、大丈夫です。今回はウチが持ちます」とガンとして引かない、久保田氏。
ならばお互い様と言う事で、刷り直しの費用は折半にしよう。と伝えると
「いや。本当に僕が悪いんで、今回はこちらで払います」と一点張り。
そんな久保田氏が最後に一言こう言った。
「メニュー代も安くありません。今回は僕も少し協力させてください。一緒にこのコロナと原料高騰を乗り越えましょう」
なんて言い奴なんだ。目頭が熱くなった。彼は体も分厚いが情にも熱い漢なのだ。

今回はその久保田氏の好意に甘える事にした。
後日、そんな久保田氏からまたもや最速で訂正されたメニューが郵送で届いた。
その封筒に貼られた宛先を見て俺は愕然とした。また少し鼓動が早くなる。
送り先の武ぞうの住所は間違ていない。確かに『萩』ではなく『荻』と書いてある。
だが『中華 武ぞう』が『中華 式ぞう』になっている。

それだけではない。
俺の名前『武徳』までもが『式徳』に間違われてる!!

俺は1つ大きな深呼吸をして、頭の中を整理した。
そういえば、アイツ昔から良く俺の名前や住所間違えてたよな・・・
メニューの住所を間違えた真犯人はアイツだったんだな・・・
だから頑なに訂正されたメニューの代金は自分で支払うと引かなかったのか。
自分のミスって分かってたんだ。きっと。
それなのに、俺を感動させるような事を言ったのか。
俺はその封筒を持って、窓を開け空を見上げた。
そこには秋晴れの綺麗な青空が広がっていた。
真犯人が分かった安堵感と、これでやっと新しいメニューを提供出来る安堵感からその秋空を見ながら、俺は少し苦笑した。
窓から入る心地よい秋の風を感じながら、俺は静かに目を閉じた。
完
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メイキング
昔、Mr.childrenの桜井和寿が言ってました。
『一度、皆さんに届けた曲は、歌詞の意味や何を訴えてるかの説明はしたくない』
つまり、聴く人よって、その曲の意味を自由に解釈して欲しい。という意味。
同じ曲でも人によっては恋愛の曲にも感じ取れるし、家族やペットの事を書いた曲にも取れる。
『この曲はこういう意味の曲だよ』『この曲にはこういう意味が隠されてるんだよ』
そんな事を後で説明するのは野暮っていう事。皆さん一人一人違った捉え方で良いんです。
わたくしのブログもそうです。
一度世に出したブログの裏側や、実際こんなハプニングがあった。とか、
本当はこんな事があった。なんて後から説明するなんて野暮。
読んでくれた皆様が『この写真撮ってる時も子供みたいにはしゃいでたんだろうな』とか
『本当にそんな事が起こったの?』という想像しながら読む方が楽しいと思うんです。
読んだ皆さん一人一人が違う解釈、違う捉え方で良いんです。
つか、俺のクソみたいなブログとミスチルの曲を一緒の例えにするんなんて、
ミスチルファンに怒られちゃいますね(笑)
そんな俺のアホみたいなブログ。
もちろん今までそのブログの裏側なんて書いた事なんでないんですが、
前回の『富士登山シリーズ』だけは、毎回やたら反響が多いんですね。

『毎年楽しみにしてます』『富士登山シリーズが一番好きです』と言った、ありがたいお言葉の他にも『あれは本当なの?』『よくあの瞬間の写真が撮れたね?』などの質問も多々受けます。そしてブログの観覧者数もズバ抜けてます。
そんな毎年恒例の『富士登山シリーズ』のレギュラーメンバーの1人であるまさやんからも「今回のブログのスピンオフ的なブログを書いて下さい!」という強い要望を受けたので、今回のブログは、特別に前回のブログ『富士登山2022』の裏側を少しだけお見せしようと思います。言うなれば、今回のブログは『メイキング・オブ・富士登山2022』です。
ではまず、前回のブログのおさらい。
毎年「富士山に登る」と言って8年間登ってなかった俺ら登山会。
メンバーは向かって左から、まさやん・俺・ミモザ。
その2人から今年は登らないと思ってたら本当に登るというドッキリをやられた、俺。

ところがこの日は濃霧で雨風が強く、登頂どころか登山自体出来ない悪天候。仕方なく下山し、頂上で着ようとしてた毎年恒例のコスプレ衣装に着替えました。今年の衣装は忍者。

忍者に着替え、下山していると、そんな霧深い嵐のような天候の、過酷な富士山には似合わない何者かが、歩きにくそうに下から登って来る!!!

その登って来た人物は金ピカの殿様!!俺らの同級生で、この登山会のメンバーの1人のネズミ先輩。

その後、殿は「苦しゅうない。皆の者、達者でな」と言って車に乗って霧の中を颯爽と帰って行きました。1人あのままの格好で。

実はこの富士登山の一か月前に、事前に『今のこの乱れてる世の中を日本一高い場所から見張っておけい!」と殿から命を受けたので、俺達忍者が富士山に登る事になり、

本当にちゃんと登ってるか、殿が自ら確かめに来た。

本当に登るに決まってるでしょ!殿の命令だし、我々は殿をお守りする忍びのなのですから。

というのが、前回のブログのざっくりとしたシナリオ。
まず、このシナリオを作り、そのシナリオを成功させる為にネズミ先輩以外の3人で入念な打ち合わせをします。

毎回そのシナリオの骨組みは俺が作ります。
ミスチルで言ったら作詞作曲してる桜井氏です。
そこにミモザ、まさやんの意見が加わり、そのシナリオを完成させていきます。
ミスチルで言ったら、他のメンバーとコバタケです。
またおこがましくスチルに例えちゃった。またミスチルファンに怒られるなw
そしてその大体のシナリオが決まるとそのシナリオに合った衣装を準備します。
今回は俺へのドッキリが同時進行していたので、俺に「どうせ今年も登らないんだろ?」と信じ込ませる為に、自ら進んで衣装調達担当に立候補したのはミモザ。

速攻で忍者の衣装を用意してくれました。

衣装が届くと、試着に入ります。

試着が終わると、ポーズの練習。

そして、最後は3人で写真撮影。

俺、目の前を通る車のドライバーの視線を気にしてますねw
そんな俺ら3人の衣装の準備、試着、撮影が終わると、次は毎年のキーパーソン、ネズミ先輩の衣装の準備に入ります。
今回、俺ら3人が決めたネズミ先輩の衣装は、俺ら忍者に命令する『お殿様』
若干顔も似てるという事もあり、俺とまさやんの『お殿様』のイメージはマツケンサンバ。

極寒の富士山5合目に、この金ピカの殿様が現れたら最高じゃん。
その『お殿様』の衣装を準備するのは、もちろん自ら衣装調達担当に立候補したミモザ。
なので今年はミモザにお任せした俺とまさやん。
すると、毎日の様にミモザから俺とまさやんへLINEが届く。
『お殿様の衣装ってこれで良いよね?』

ん?いやいやいや・・・・それはちょっと違くない?
それだと俺らのイメージしてる『殿』とちょっとズレてんだよねー
数日後・・・
またしてもミモザから、俺とまさやんへ『殿様の衣装、これが良いんじゃない?』とのLINEが届く。そのLINEを見て驚愕する俺とまさやん。
ミモザ・・・お前それ・・・
ファラオじゃん。それ殿様じゃなくて王様じゃん。

ポンコツかっ!もういい!ネズミ先輩の殿の衣装は俺が用意するわ!!!
結果、わたくしがネズミ先輩扮する『殿様』の衣装を準備致しました。

ネズミ先輩の衣装が届くと、ネズミ先輩に試着してもらいます。

本番に備え、殿に着物の着方をレクチャーする、素の忍者たち。
まさやん忍者は、ヅラの角度まで徹底的にこだわります。

結果、俺らのイメージ通り。
うん。完全に殿・・・いや、マツケンじゃんw

そしてここからが、登山会の本当の裏側。衝撃の真実です。
実は、毎年毎年、そのネズミ先輩とは『どういう段取りか』『何をしてもらうか』とかの大事な打ち合わせは一切しないんです。
衣装が届いて試着だけしたら、その衣装を渡して『〇月〇日の何時に〇〇って場所にいて』としか伝えないの。試着すらしない時もある。去年の金太郎みたいに。

今年なんて、登山本番の日を伝え忘れてました。ガチでw
毎年、そんな俺からのムチャブリを2つ返事で実行してくれるネズミ先輩だから、毎回ネズミ先輩の衣装代(今年は7180円(カツラ代込))は俺とミモザとまさやんの3人で割り勘ですw
衣装代は俺らが出す代わりに、俺らの要望に毎年確実に答えてくれる、ネズミ先輩。
だから、気温マイナス1℃の富士5合目に殿が現れるという奇跡が起こるわけ。

そういった阿吽の呼吸で信頼し合ってるからこそ、
この富士登山シリーズは10年間も続けて来れたんだろうね。
そして今年もそんな任務の全てが終了し、殿から普通の人間に戻ったネズミ先輩だけど・・・
殿の衣装の名残りが、まだ首に付いてました(笑)

来年はどんな曲が書けるか(どんなシナリオが思い付くか)分かりませんがw
先週に続き、今日のブログもこの辺でドロンさせて頂くでござるよ。

ニンニン!
『一度、皆さんに届けた曲は、歌詞の意味や何を訴えてるかの説明はしたくない』
つまり、聴く人よって、その曲の意味を自由に解釈して欲しい。という意味。
同じ曲でも人によっては恋愛の曲にも感じ取れるし、家族やペットの事を書いた曲にも取れる。
『この曲はこういう意味の曲だよ』『この曲にはこういう意味が隠されてるんだよ』
そんな事を後で説明するのは野暮っていう事。皆さん一人一人違った捉え方で良いんです。
わたくしのブログもそうです。
一度世に出したブログの裏側や、実際こんなハプニングがあった。とか、
本当はこんな事があった。なんて後から説明するなんて野暮。
読んでくれた皆様が『この写真撮ってる時も子供みたいにはしゃいでたんだろうな』とか
『本当にそんな事が起こったの?』という想像しながら読む方が楽しいと思うんです。
読んだ皆さん一人一人が違う解釈、違う捉え方で良いんです。
つか、俺のクソみたいなブログとミスチルの曲を一緒の例えにするんなんて、
ミスチルファンに怒られちゃいますね(笑)
そんな俺のアホみたいなブログ。
もちろん今までそのブログの裏側なんて書いた事なんでないんですが、
前回の『富士登山シリーズ』だけは、毎回やたら反響が多いんですね。

『毎年楽しみにしてます』『富士登山シリーズが一番好きです』と言った、ありがたいお言葉の他にも『あれは本当なの?』『よくあの瞬間の写真が撮れたね?』などの質問も多々受けます。そしてブログの観覧者数もズバ抜けてます。
そんな毎年恒例の『富士登山シリーズ』のレギュラーメンバーの1人であるまさやんからも「今回のブログのスピンオフ的なブログを書いて下さい!」という強い要望を受けたので、今回のブログは、特別に前回のブログ『富士登山2022』の裏側を少しだけお見せしようと思います。言うなれば、今回のブログは『メイキング・オブ・富士登山2022』です。
ではまず、前回のブログのおさらい。
毎年「富士山に登る」と言って8年間登ってなかった俺ら登山会。
メンバーは向かって左から、まさやん・俺・ミモザ。
その2人から今年は登らないと思ってたら本当に登るというドッキリをやられた、俺。

ところがこの日は濃霧で雨風が強く、登頂どころか登山自体出来ない悪天候。仕方なく下山し、頂上で着ようとしてた毎年恒例のコスプレ衣装に着替えました。今年の衣装は忍者。

忍者に着替え、下山していると、そんな霧深い嵐のような天候の、過酷な富士山には似合わない何者かが、歩きにくそうに下から登って来る!!!

その登って来た人物は金ピカの殿様!!俺らの同級生で、この登山会のメンバーの1人のネズミ先輩。

その後、殿は「苦しゅうない。皆の者、達者でな」と言って車に乗って霧の中を颯爽と帰って行きました。1人あのままの格好で。

実はこの富士登山の一か月前に、事前に『今のこの乱れてる世の中を日本一高い場所から見張っておけい!」と殿から命を受けたので、俺達忍者が富士山に登る事になり、

本当にちゃんと登ってるか、殿が自ら確かめに来た。

本当に登るに決まってるでしょ!殿の命令だし、我々は殿をお守りする忍びのなのですから。

というのが、前回のブログのざっくりとしたシナリオ。
まず、このシナリオを作り、そのシナリオを成功させる為にネズミ先輩以外の3人で入念な打ち合わせをします。

毎回そのシナリオの骨組みは俺が作ります。
ミスチルで言ったら作詞作曲してる桜井氏です。
そこにミモザ、まさやんの意見が加わり、そのシナリオを完成させていきます。
ミスチルで言ったら、他のメンバーとコバタケです。
またおこがましくスチルに例えちゃった。またミスチルファンに怒られるなw
そしてその大体のシナリオが決まるとそのシナリオに合った衣装を準備します。
今回は俺へのドッキリが同時進行していたので、俺に「どうせ今年も登らないんだろ?」と信じ込ませる為に、自ら進んで衣装調達担当に立候補したのはミモザ。

速攻で忍者の衣装を用意してくれました。

衣装が届くと、試着に入ります。

試着が終わると、ポーズの練習。

そして、最後は3人で写真撮影。

俺、目の前を通る車のドライバーの視線を気にしてますねw
そんな俺ら3人の衣装の準備、試着、撮影が終わると、次は毎年のキーパーソン、ネズミ先輩の衣装の準備に入ります。
今回、俺ら3人が決めたネズミ先輩の衣装は、俺ら忍者に命令する『お殿様』
若干顔も似てるという事もあり、俺とまさやんの『お殿様』のイメージはマツケンサンバ。

極寒の富士山5合目に、この金ピカの殿様が現れたら最高じゃん。
その『お殿様』の衣装を準備するのは、もちろん自ら衣装調達担当に立候補したミモザ。
なので今年はミモザにお任せした俺とまさやん。
すると、毎日の様にミモザから俺とまさやんへLINEが届く。
『お殿様の衣装ってこれで良いよね?』

ん?いやいやいや・・・・それはちょっと違くない?
それだと俺らのイメージしてる『殿』とちょっとズレてんだよねー
数日後・・・
またしてもミモザから、俺とまさやんへ『殿様の衣装、これが良いんじゃない?』とのLINEが届く。そのLINEを見て驚愕する俺とまさやん。
ミモザ・・・お前それ・・・
ファラオじゃん。それ殿様じゃなくて王様じゃん。

ポンコツかっ!もういい!ネズミ先輩の殿の衣装は俺が用意するわ!!!
結果、わたくしがネズミ先輩扮する『殿様』の衣装を準備致しました。

ネズミ先輩の衣装が届くと、ネズミ先輩に試着してもらいます。

本番に備え、殿に着物の着方をレクチャーする、素の忍者たち。
まさやん忍者は、ヅラの角度まで徹底的にこだわります。

結果、俺らのイメージ通り。
うん。完全に殿・・・いや、マツケンじゃんw

そしてここからが、登山会の本当の裏側。衝撃の真実です。
実は、毎年毎年、そのネズミ先輩とは『どういう段取りか』『何をしてもらうか』とかの大事な打ち合わせは一切しないんです。
衣装が届いて試着だけしたら、その衣装を渡して『〇月〇日の何時に〇〇って場所にいて』としか伝えないの。試着すらしない時もある。去年の金太郎みたいに。

今年なんて、登山本番の日を伝え忘れてました。ガチでw
毎年、そんな俺からのムチャブリを2つ返事で実行してくれるネズミ先輩だから、毎回ネズミ先輩の衣装代(今年は7180円(カツラ代込))は俺とミモザとまさやんの3人で割り勘ですw
衣装代は俺らが出す代わりに、俺らの要望に毎年確実に答えてくれる、ネズミ先輩。
だから、気温マイナス1℃の富士5合目に殿が現れるという奇跡が起こるわけ。

そういった阿吽の呼吸で信頼し合ってるからこそ、
この富士登山シリーズは10年間も続けて来れたんだろうね。
そして今年もそんな任務の全てが終了し、殿から普通の人間に戻ったネズミ先輩だけど・・・
殿の衣装の名残りが、まだ首に付いてました(笑)

来年はどんな曲が書けるか(どんなシナリオが思い付くか)分かりませんがw
先週に続き、今日のブログもこの辺でドロンさせて頂くでござるよ。

ニンニン!
富士登山 2022
今年もこの日がやって参りました。俺らの一年に一度の恒例行事、富士登山。
メンバーはミモ座リゾート社長のミモザ、まさやん、俺の3人。【登山会】です。
この登山会結成のきっかけは、3人で呑んでる時にミモザとまさやんが富士山に登るという話になり、
その時に俺が男気ジャンケンに勝ったら、俺も富士山に登ると言う事になって、
見事に勝っちゃったんです。僕。それで嫌々富士山に登るハメに。

お酒って怖いね。
それから毎年富士山に登る事が恒例になっちゃったんです。
そして、1つの約束事が出来ました。それは頂上では必ずコスプレをする事。
【2013年】

【2014年】

毎年毎年富士山に登ると言っても、実は実際に登ったのはこの二回だけ。
2014年以降は『富士山に登る登る』と言って、登らないドッキリの応酬が始まっちゃったんです。
そのきっかけは2回目の富士登山の2014年。
『富士山の5合目まで行ったら、俺の同級生のネズミ先輩が真夏の恰好で
ボンボンベッドに寝て待ってる』というドッキリをまさやんに仕掛けられたんです。

ネズミ先輩というのは、俺とミモザの同級生で、もちろん『登山会』の一員。
でも一切富士山には登らないで、ドッキリの仕掛け人として毎年参加してます。
その2年後の2016年の富士登山は、その時の仕返しで
俺がまさやんに『今年は富士山に登るぞ』と言っといて、
わざわざ富士5合目まで行ったのに、ミモザが仕掛け人の
ネズミ先輩扮するチンピラに絡まれて大怪我して・・・

ミモザを病院に連れて行く為に、救急車のようにパトライトを点けて下山する。
というドッキリをまさやんに仕掛けました。

結果、富士山に登らない。って言うね。
こうしてドッキリの応酬が過熱して、毎年毎年『富士山に登る登る』と言って、登らないドッキリが始まっちゃったの。
翌々年の2018年は、
『今まで一度もドッキリをやられてないミモザにドッキリを仕掛けたい』
との、前の年に俺らに騙されたまさやんからの提案で
ミモザを「富士山に行くぞ」と誘い出して、本物の富士山ではなく
色んな名前の『富士山』という冠の付く飲食店に行く。というドッキリを仕掛けました。
沼津市『富士山餃子』

伊東市『食事処 富士山』

もちろん1件目の店には、仕掛け人のネズミ先輩に
電車で一時間かけてそのお店に行ってもらい、一時間前から潜んでもらってたし、

もちろん頂上でのw恒例のコスプレもしてきました。

この日の為に、富士登山のトレーニングを積んできたミモザ。
登らないドッキリだと分かった瞬間泣いてました。

そして翌年2019年。
もうここまで来ると、ミモザやまさやんにドッキリを仕掛けるのは至難の業。
みんな警戒しちゃってるからね。
でもそこはドッキリ職人の俺。
「年に一回の恒例行事だしさ、今年こそは富士山5合目まで車で行って、
富士山だけ拝んで帰って来よう。」と、2人を誘い出し、富士山の5合目ではなく
“そこに登ると富士山に登った事と同じになる”と言われる、
富士市の富士塚という場所に連れて行き、ものの30秒程で無事登頂成功。

そして頂上では、恒例のコスプレ。

もちろん、俺らが到着する一時間前から、
恒例のドッキリ工作員のネズミ先輩も仕込んでおきました。

富士山に登った事もないのにスタンプラリー押して、一時間待ってました。
そして2020年。
これだけ毎年ドッキリやってりゃ、さすがにもう誰もドッキリには引っかかんない。
なので2020年は「年に一度の風物詩だし、縁起もんだから
今年は最初から4人で富士5合目まで行って、富士山を見に行こう」
と、初のドッキリ無しの4人での富士登山。

本当に富士5合目まで行くつもりでいた登山会の面々を、俺が連れてったのは、
長泉にある高級食パン専門店『すでに富士山超えてます』

そうです。やっぱりこの年も違う富士山に行く俺からのドッキリです。
そして恒例のコスプレ

そして翌年の2021年。
俺が「今年も富士山に行こう」なんて言っても全く信じないミモザとまさやん。
俺に行先も告げられず連れていかれた山は、金太郎でおなじみの足柄山。

そして恒例のコスプレ。

そのコスプレが終わった瞬間、暗闇からネズミ先輩扮する金太郎が登場し、

何も知らないまさやん扮するパンダに突然相撲を挑み、強烈な張り手を喰らわし

まさやんパンダをやっつけるというドッキリを敢行しました。

こうやって振り返ってみると、いい歳こいてホントくだらない事やってるよね、俺。いや、俺らw
でも『くだらない事こそ真剣に』がモットーの俺ら登山会。
なので今年も決行しました。富士登山!!
今年は珍しく8月に会長ミモザから
「8月〇日に今年の富士登山の打ち合わせをしよう!」との連絡が。
ネズミ先輩は所用で欠席。なので俺とまさやんとミモザの3人で集合。

乾杯の後、会長ミモザが口を開く。
「今年はドッキリじゃなくて、本当に富士山に登ろう!!!」
その言葉を聞き「良いですね!賛成!」と間髪入れずミモザに同調するまさやん。
「いやいやいや。ちょっと待ってよ。最後に富士山に登ったの8年前だよ?
その頃とは体力も違うし、今現在富士山登ったら相当キツイと思うよ」と俺。
そうなんです。先程も振り返ったように、俺らが最後に富士山に登頂したのは2014年。
つまり8年前。あの頃とは体力も違うし、モチベーションも違う。
そんな俺に「いいからとリあえずこれ読んでみて」と、自分で制作して来た1枚の書類を渡すミモザ。そこには『2022登山会 富士登山計画』の文字が。

その書類には
※近年、登る登ると言っておきながら登らないエアー登山会になってしまった事をどう思ってるのか?
※富士山に登る気力体力はあるのか?
※忘れ物はしないように!
※山頂でカップラーメンは食べたい。あの時に感動を思い出そう。
※衣装を決めよう!!!
など、色んな事が書いてある。
その書類を読み上げ、真剣に富士登山への熱い想いを俺に伝えるミモザ。
その言葉を目をキラキラさせて、ウンウンと頷きながら聞くまさやん。
・・・・これ、完全に俺へのドッキリじゃん。
俺に富士山に登る準備をさせといて、どうせ登らないドッキリじゃん。
しかも何だよ、その猿芝居。ヘタクソかっ!
そんな2人を見て、間違いなく俺へのドッキリだと確信した俺。
いや、でもその気持ちは分かるよ。
8年間、毎年毎年俺に富士山ドッキリをやられてたらそりゃ、俺に仕返ししたいよな。
どうせ、まさやんとネズミ先輩と組んで、俺が毎年やってるような、
富士山に登ると見せかけて、どっか違う“富士”に行くんだろ?
それに俺は、ドッキリって分かったからって「どうせドッキリだろ?」なんて言って
君らの計画を台無しにするような、野暮なマネはしないよ。
そう思い「分かった。じゃあ今年は本当に富士山登ろう」と騙されたフリをして
その日も2人の熱い想い(仕掛け)を受け止めた俺。
解散した後、俺を除いた3人だけのグループLINEで
「武のヤツ、完全に信じ込んでるな。今年はヤツをギャフンと言わせよう」って言ってる姿が目に浮かぶわ。もし仮に本当にドッキられても『ギャフン』とは言わないけどね。
その次の日からは、俺の予想通り
『登山の日はこの日で良いですか?』『衣装が届きました』
『トレーニングしてる?』『本当に登るから登山用具ちゃんと準備しといて』などの連絡が良く来るようになりました。
そんな連絡にも前向きに答え、その後も何度かあった打ち合わせにも、
もちろん俺は騙されてるフリをし続け、2か月間、彼らの計画にも協力し続けました。
そしていよいよ富士登山当日。
毎年の恒例行事、武ぞうの前での記念撮影。

そして出発。

車の中では「よーし!今年は富士山登るぞー!」とハイテンションな2人。
本当に富士山に登るなんてこれっぽっちも思ってない俺は、出発してすぐに
高山病の原因にもなるので、富士登山にはあまりオススメ出来ない缶ビールをプシュ!

その後、缶ビールをもう一本と緑茶ハイ(500ml)も追加。
夕飯の時も大ジョッキを2杯摂取する俺。

この時点でかなりいい感じで酔っ払ってる俺。
その後に寄ったコンビニでは、俺が富士登山を始めるきっかけにもなった、登山会恒例の男気ジャンケン。
『男気ジャンケン、ジャンケンポイ!!!』

勝者・・・
まさやん!!!

3人分のその日の酒と、次の日の朝食、登山に必要な食糧と合わせて12285円のお支払い。

使いもしない3000円もする美顔ローラー買ったお前が悪いw

この日は車の中で、そのコンビニで買ったモノで、軽く一杯やって車内泊するという2人。

まさやんの用意してくれた、車内の間接照明も良い感じ。
でも、もうこの時点でベロンベロンの俺。
『どうせ明日は富士山に登ると見せかけて、どこか違う“富士”に連れてかれんだろ』
そんな事を思い、2人よりかなり前に泥酔して就寝。

その数時間後・・・・
「武、着いたぞ。起きろ」「武さん、行きましょう」という2人の声に起こされ、
寝ぼけまなこで周りを見たらビックリ!!!!なんと!!!そこは本当の富士山の5合目!!!

そうです。
今年は『武に登るわけないと思わせといて、本当に富士山に登るドッキリ』だったんです!!

ギャフン!!!!マジか~やられたー
最悪のコンディションだったけど、仕方なく8年ぶりに頂上を目指し富士登山を始める俺。
と・こ・ろ・が!!!
この日は雨どころか、霧も深く風も強い最悪な天候。

俺にとっては幸か不幸か、登頂どころか、登山も出来ない程の悪条件。

残念だけど登山自体を途中であきらめ、本来なら頂上で着ようとしてた毎年恒例のコスプレ衣装に着替える事に。
そんな今年のコスプレ衣装は忍者!!!!

忍者に変身し、どんな忍法を使っても天候は回復せず、仕方なく下山。

写真では分かりずらいですが、濃霧と雨風が強く、はっきり言ってかなり過酷でした。
毎年毎年エアー登山ばかりで、本来なら本当に富士山頂まで登って
世間の皆様に頑張ってる姿をお見せしたかったのですが、安全面を考考慮し、
今回は途中下山という選択に至りました。
悔しさをにじませ3人で下山していると、
霧深い嵐のような天候の、過酷な富士山には似合わない何者かが、歩きにくそうに下から登って来る!!!
「ん?なんじゃ?あの金ピカのあるじは?」

「あーーー!!!!!殿!!!!殿ではありませぬか!!!!!」

なんとそこに現れたのネズミ先輩扮する、金ピカの殿様!!!!足袋まで金ピカ!!
そんな殿が、ずぶ寝れのミモザ忍者とまさやん忍者にこう言う。
「貴様ら、下山するにはまだ早い!!!もう一度頂上目指して登山せい!!」

その言葉を聞いたまさやんは「殿!それは無理でござりまする」って言ってたけど
ミモザは膝から崩れ落ち、殿に向かってタメ口で「いや~殿~マジで勘弁してよー」言ってましたw
ちなみにこの時の気温-1°Cね。

そんな状況下で、現れたのがこの殿だよ。

ヤバいよね?草履だし(笑)つか、殿というよりもマツケンサンバだよね。
やっとの思いで下山して来ると、なんとその殿から褒美があると言う。

順番に「褒美をつかわす」と言って、クーラーボックスから出したご褒美を頂く俺達3人。
「ハハァ~ありがたき幸せ」

そんな殿から頂いたご褒美は2020年に登頂した高級パン屋さんの『富士山超えてます』の人気ラスク。

殿、さすが褒美のチョイスがイカしてますな。
俺達に褒美を渡した後は「苦しゅうない。苦しゅうない。」

「では皆の者、達者でな」と言って、霧の中を颯爽と帰って行きました。

一人で車で。しかもあの恰好のまま(笑)

【追伸】
なぜ今回の衣装が忍者だったか?実はそれには理由があるんです。
それはさかのぼる事、この富士登山の1か月前。
2回目の今回の富士登山の打ち合わせの時でした。
皆さんもご存知の通り、今の日本の情勢がかなり乱れています。
コロナ。戦争。異常な物価の高騰。元首相の暗殺など。
そんな混沌としている今の世の中を心配した殿が
「貴様ら、日本一高い場所から、この乱れた世の中を見張っておけい!」と命を受けたのです。

忍者というのは、世の中から忍んで誰にも知られずに任務を遂行する人間で
本来、忍者の本当の役割は、戦闘を軽減し、戦争を未然に防ぐ事なんです。
だから、自分が仕える殿にそう命令されれば
「ハッ!」と2つ返事でその命令に従わなければなりませぬ。

なので拙者たちはもっと忍術に磨きをかけ、これからも世から忍んで、
陰でこの日本を守るでござるよ。

そして、これからも殿を命を懸けて守るでござる!!!!

では、今日のブログはこの辺でドロンさせて頂くでござる。

ニンニン!
メンバーはミモ座リゾート社長のミモザ、まさやん、俺の3人。【登山会】です。
この登山会結成のきっかけは、3人で呑んでる時にミモザとまさやんが富士山に登るという話になり、
その時に俺が男気ジャンケンに勝ったら、俺も富士山に登ると言う事になって、
見事に勝っちゃったんです。僕。それで嫌々富士山に登るハメに。

お酒って怖いね。
それから毎年富士山に登る事が恒例になっちゃったんです。
そして、1つの約束事が出来ました。それは頂上では必ずコスプレをする事。
【2013年】

【2014年】

毎年毎年富士山に登ると言っても、実は実際に登ったのはこの二回だけ。
2014年以降は『富士山に登る登る』と言って、登らないドッキリの応酬が始まっちゃったんです。
そのきっかけは2回目の富士登山の2014年。
『富士山の5合目まで行ったら、俺の同級生のネズミ先輩が真夏の恰好で
ボンボンベッドに寝て待ってる』というドッキリをまさやんに仕掛けられたんです。

ネズミ先輩というのは、俺とミモザの同級生で、もちろん『登山会』の一員。
でも一切富士山には登らないで、ドッキリの仕掛け人として毎年参加してます。
その2年後の2016年の富士登山は、その時の仕返しで
俺がまさやんに『今年は富士山に登るぞ』と言っといて、
わざわざ富士5合目まで行ったのに、ミモザが仕掛け人の
ネズミ先輩扮するチンピラに絡まれて大怪我して・・・

ミモザを病院に連れて行く為に、救急車のようにパトライトを点けて下山する。
というドッキリをまさやんに仕掛けました。

結果、富士山に登らない。って言うね。
こうしてドッキリの応酬が過熱して、毎年毎年『富士山に登る登る』と言って、登らないドッキリが始まっちゃったの。
翌々年の2018年は、
『今まで一度もドッキリをやられてないミモザにドッキリを仕掛けたい』
との、前の年に俺らに騙されたまさやんからの提案で
ミモザを「富士山に行くぞ」と誘い出して、本物の富士山ではなく
色んな名前の『富士山』という冠の付く飲食店に行く。というドッキリを仕掛けました。
沼津市『富士山餃子』

伊東市『食事処 富士山』

もちろん1件目の店には、仕掛け人のネズミ先輩に
電車で一時間かけてそのお店に行ってもらい、一時間前から潜んでもらってたし、

もちろん頂上でのw恒例のコスプレもしてきました。

この日の為に、富士登山のトレーニングを積んできたミモザ。
登らないドッキリだと分かった瞬間泣いてました。

そして翌年2019年。
もうここまで来ると、ミモザやまさやんにドッキリを仕掛けるのは至難の業。
みんな警戒しちゃってるからね。
でもそこはドッキリ職人の俺。
「年に一回の恒例行事だしさ、今年こそは富士山5合目まで車で行って、
富士山だけ拝んで帰って来よう。」と、2人を誘い出し、富士山の5合目ではなく
“そこに登ると富士山に登った事と同じになる”と言われる、
富士市の富士塚という場所に連れて行き、ものの30秒程で無事登頂成功。

そして頂上では、恒例のコスプレ。

もちろん、俺らが到着する一時間前から、
恒例のドッキリ工作員のネズミ先輩も仕込んでおきました。

富士山に登った事もないのにスタンプラリー押して、一時間待ってました。
そして2020年。
これだけ毎年ドッキリやってりゃ、さすがにもう誰もドッキリには引っかかんない。
なので2020年は「年に一度の風物詩だし、縁起もんだから
今年は最初から4人で富士5合目まで行って、富士山を見に行こう」
と、初のドッキリ無しの4人での富士登山。

本当に富士5合目まで行くつもりでいた登山会の面々を、俺が連れてったのは、
長泉にある高級食パン専門店『すでに富士山超えてます』

そうです。やっぱりこの年も違う富士山に行く俺からのドッキリです。
そして恒例のコスプレ

そして翌年の2021年。
俺が「今年も富士山に行こう」なんて言っても全く信じないミモザとまさやん。
俺に行先も告げられず連れていかれた山は、金太郎でおなじみの足柄山。

そして恒例のコスプレ。

そのコスプレが終わった瞬間、暗闇からネズミ先輩扮する金太郎が登場し、

何も知らないまさやん扮するパンダに突然相撲を挑み、強烈な張り手を喰らわし

まさやんパンダをやっつけるというドッキリを敢行しました。

こうやって振り返ってみると、いい歳こいてホントくだらない事やってるよね、俺。いや、俺らw
でも『くだらない事こそ真剣に』がモットーの俺ら登山会。
なので今年も決行しました。富士登山!!
今年は珍しく8月に会長ミモザから
「8月〇日に今年の富士登山の打ち合わせをしよう!」との連絡が。
ネズミ先輩は所用で欠席。なので俺とまさやんとミモザの3人で集合。

乾杯の後、会長ミモザが口を開く。
「今年はドッキリじゃなくて、本当に富士山に登ろう!!!」
その言葉を聞き「良いですね!賛成!」と間髪入れずミモザに同調するまさやん。
「いやいやいや。ちょっと待ってよ。最後に富士山に登ったの8年前だよ?
その頃とは体力も違うし、今現在富士山登ったら相当キツイと思うよ」と俺。
そうなんです。先程も振り返ったように、俺らが最後に富士山に登頂したのは2014年。
つまり8年前。あの頃とは体力も違うし、モチベーションも違う。
そんな俺に「いいからとリあえずこれ読んでみて」と、自分で制作して来た1枚の書類を渡すミモザ。そこには『2022登山会 富士登山計画』の文字が。

その書類には
※近年、登る登ると言っておきながら登らないエアー登山会になってしまった事をどう思ってるのか?
※富士山に登る気力体力はあるのか?
※忘れ物はしないように!
※山頂でカップラーメンは食べたい。あの時に感動を思い出そう。
※衣装を決めよう!!!
など、色んな事が書いてある。
その書類を読み上げ、真剣に富士登山への熱い想いを俺に伝えるミモザ。
その言葉を目をキラキラさせて、ウンウンと頷きながら聞くまさやん。
・・・・これ、完全に俺へのドッキリじゃん。
俺に富士山に登る準備をさせといて、どうせ登らないドッキリじゃん。
しかも何だよ、その猿芝居。ヘタクソかっ!
そんな2人を見て、間違いなく俺へのドッキリだと確信した俺。
いや、でもその気持ちは分かるよ。
8年間、毎年毎年俺に富士山ドッキリをやられてたらそりゃ、俺に仕返ししたいよな。
どうせ、まさやんとネズミ先輩と組んで、俺が毎年やってるような、
富士山に登ると見せかけて、どっか違う“富士”に行くんだろ?
それに俺は、ドッキリって分かったからって「どうせドッキリだろ?」なんて言って
君らの計画を台無しにするような、野暮なマネはしないよ。
そう思い「分かった。じゃあ今年は本当に富士山登ろう」と騙されたフリをして
その日も2人の熱い想い(仕掛け)を受け止めた俺。
解散した後、俺を除いた3人だけのグループLINEで
「武のヤツ、完全に信じ込んでるな。今年はヤツをギャフンと言わせよう」って言ってる姿が目に浮かぶわ。もし仮に本当にドッキられても『ギャフン』とは言わないけどね。
その次の日からは、俺の予想通り
『登山の日はこの日で良いですか?』『衣装が届きました』
『トレーニングしてる?』『本当に登るから登山用具ちゃんと準備しといて』などの連絡が良く来るようになりました。
そんな連絡にも前向きに答え、その後も何度かあった打ち合わせにも、
もちろん俺は騙されてるフリをし続け、2か月間、彼らの計画にも協力し続けました。
そしていよいよ富士登山当日。
毎年の恒例行事、武ぞうの前での記念撮影。

そして出発。

車の中では「よーし!今年は富士山登るぞー!」とハイテンションな2人。
本当に富士山に登るなんてこれっぽっちも思ってない俺は、出発してすぐに
高山病の原因にもなるので、富士登山にはあまりオススメ出来ない缶ビールをプシュ!

その後、缶ビールをもう一本と緑茶ハイ(500ml)も追加。
夕飯の時も大ジョッキを2杯摂取する俺。

この時点でかなりいい感じで酔っ払ってる俺。
その後に寄ったコンビニでは、俺が富士登山を始めるきっかけにもなった、登山会恒例の男気ジャンケン。
『男気ジャンケン、ジャンケンポイ!!!』

勝者・・・
まさやん!!!

3人分のその日の酒と、次の日の朝食、登山に必要な食糧と合わせて12285円のお支払い。

使いもしない3000円もする美顔ローラー買ったお前が悪いw

この日は車の中で、そのコンビニで買ったモノで、軽く一杯やって車内泊するという2人。

まさやんの用意してくれた、車内の間接照明も良い感じ。
でも、もうこの時点でベロンベロンの俺。
『どうせ明日は富士山に登ると見せかけて、どこか違う“富士”に連れてかれんだろ』
そんな事を思い、2人よりかなり前に泥酔して就寝。

その数時間後・・・・
「武、着いたぞ。起きろ」「武さん、行きましょう」という2人の声に起こされ、
寝ぼけまなこで周りを見たらビックリ!!!!なんと!!!そこは本当の富士山の5合目!!!

そうです。
今年は『武に登るわけないと思わせといて、本当に富士山に登るドッキリ』だったんです!!

ギャフン!!!!マジか~やられたー
最悪のコンディションだったけど、仕方なく8年ぶりに頂上を目指し富士登山を始める俺。
と・こ・ろ・が!!!
この日は雨どころか、霧も深く風も強い最悪な天候。

俺にとっては幸か不幸か、登頂どころか、登山も出来ない程の悪条件。

残念だけど登山自体を途中であきらめ、本来なら頂上で着ようとしてた毎年恒例のコスプレ衣装に着替える事に。
そんな今年のコスプレ衣装は忍者!!!!

忍者に変身し、どんな忍法を使っても天候は回復せず、仕方なく下山。

写真では分かりずらいですが、濃霧と雨風が強く、はっきり言ってかなり過酷でした。
毎年毎年エアー登山ばかりで、本来なら本当に富士山頂まで登って
世間の皆様に頑張ってる姿をお見せしたかったのですが、安全面を考考慮し、
今回は途中下山という選択に至りました。
悔しさをにじませ3人で下山していると、
霧深い嵐のような天候の、過酷な富士山には似合わない何者かが、歩きにくそうに下から登って来る!!!
「ん?なんじゃ?あの金ピカのあるじは?」

「あーーー!!!!!殿!!!!殿ではありませぬか!!!!!」

なんとそこに現れたのネズミ先輩扮する、金ピカの殿様!!!!足袋まで金ピカ!!
そんな殿が、ずぶ寝れのミモザ忍者とまさやん忍者にこう言う。
「貴様ら、下山するにはまだ早い!!!もう一度頂上目指して登山せい!!」

その言葉を聞いたまさやんは「殿!それは無理でござりまする」って言ってたけど
ミモザは膝から崩れ落ち、殿に向かってタメ口で「いや~殿~マジで勘弁してよー」言ってましたw
ちなみにこの時の気温-1°Cね。

そんな状況下で、現れたのがこの殿だよ。

ヤバいよね?草履だし(笑)つか、殿というよりもマツケンサンバだよね。
やっとの思いで下山して来ると、なんとその殿から褒美があると言う。

順番に「褒美をつかわす」と言って、クーラーボックスから出したご褒美を頂く俺達3人。
「ハハァ~ありがたき幸せ」

そんな殿から頂いたご褒美は2020年に登頂した高級パン屋さんの『富士山超えてます』の人気ラスク。

殿、さすが褒美のチョイスがイカしてますな。
俺達に褒美を渡した後は「苦しゅうない。苦しゅうない。」

「では皆の者、達者でな」と言って、霧の中を颯爽と帰って行きました。

一人で車で。しかもあの恰好のまま(笑)

【追伸】
なぜ今回の衣装が忍者だったか?実はそれには理由があるんです。
それはさかのぼる事、この富士登山の1か月前。
2回目の今回の富士登山の打ち合わせの時でした。
皆さんもご存知の通り、今の日本の情勢がかなり乱れています。
コロナ。戦争。異常な物価の高騰。元首相の暗殺など。
そんな混沌としている今の世の中を心配した殿が
「貴様ら、日本一高い場所から、この乱れた世の中を見張っておけい!」と命を受けたのです。

忍者というのは、世の中から忍んで誰にも知られずに任務を遂行する人間で
本来、忍者の本当の役割は、戦闘を軽減し、戦争を未然に防ぐ事なんです。
だから、自分が仕える殿にそう命令されれば
「ハッ!」と2つ返事でその命令に従わなければなりませぬ。

なので拙者たちはもっと忍術に磨きをかけ、これからも世から忍んで、
陰でこの日本を守るでござるよ。

そして、これからも殿を命を懸けて守るでござる!!!!

では、今日のブログはこの辺でドロンさせて頂くでござる。

ニンニン!
スナイパー(狙撃手)
最近ガラケーからスマホに変えた、ご存知男気先輩。

そんな男気先輩が、先日めでたく誕生日を迎えました。
男気先輩が誕生日だって事で、前回俺にあの『着る服がなかった。Tシャツ』をプレゼントしてくれた

同級生のくっきーが、男気先輩にも、誕生日プレゼントを持って来てくれたんです。

なんとそのプレゼントは『ほかに着る服がなかった。パーカー』

くっきー、「武とおそろいですからね」って言ってたけど、俺、男気先輩とおそろい嫌w
他の仲間達からも色んな誕生日プレゼントもらってました。

もちろん俺もあげましたよ。誕生日プレゼント。
男気先輩が、前から俺のしてるネックレスが『欲しい。欲しい』と何度も言うので

ホントは男気先輩とおそろいになるのは嫌なんだけど、
俺のと似たようなネックレスをプレゼントしました。
いや。使い方違うね。

『それじゃ、タヌキが頭に葉っぱ乗せて化ける時じゃん』って誰かが言ったけど、そのネックレス葉っぱじゃなくて、羽だね。

葉っぱは、ずいぶん前に男気先輩が寝た時に、俺が乗せた事あったね。

その後に酔っ払って腹出して寝ちゃってるその姿はまさにタヌキだったね。


タヌキみたいにキャ〇タマちゃんは出てなくて良かったね。
そんなタヌキ先輩に、俺らからの最後の誕生日プレゼントは、恒例のケーキ。
この日、友人の奥さんも誕生日で、男気先輩と合同で誕生日会やったから
ケーキに書いてもらうメッセージは『誕生日おめでとう 男気先輩 〇〇』
あ。間違っちゃった。
『結婚おめでとう 男気先輩 〇〇』にしちゃったw

最後は人様の奥さんと、嬉しそうにロウソクの火を噴き消してました。

お幸せに(笑)
そんな男気先輩。
冒頭や以前のブログにも書いた通り、最近スマホに変えたんですね。
でも男気先輩、目が悪いから、どうしてもスマホを見る時はメガネをずらして裸眼で画面を見るの。

その姿があの、漫画『魔太郎が来る』の魔太郎に似てるから、仲間内に『魔太郎先輩』なんて言われてイジられるわけ。

この日も『魔太郎先輩!』なんて呼んでたら
『ウガーッ!テメーら、魔太郎だタヌキだうるせーんだよ!!俺は魔太郎にもタヌキにも似てねーんだよ!!』とちょっとキレ気味の魔太郎先輩。

「じゃあ、男気先輩のスマホいじる姿は誰に似てんだねよ?」と俺ら。
「バカヤロー!!!スナイパーだよ!!スナイパー!!!狙撃手だよ!!」と男気先輩。
自分がスマホを見る時の姿は、ライフルを構えるスナイパーだと言う魔太郎先輩。

スナイパー(狙撃手)と言えば、対象者を仕留める為に、ライフルのスコープを鋭い眼光で見つめるゴルゴ13。

いやいやいや。
あなたがスマホを見る時は、ゴルゴ?いや、スナイパーなんか似てませんから。
完全に上目使いの魔太郎ですから。


いや、違う・・・
似てる。確かに男気先輩はスナイパーに似てるぞ!!!
この日、男気先輩の誕生日を祝いに来た、1人の女性がテレビを見る為に振り返ったその瞬間!
その女性のおぱーいを盗み見してるその姿は、確かに狙撃手だ!!完全にスナイパーだ!!!

その時の男気先輩の目つきは、本当にゴルゴ13並みに鋭い眼光でした。
さすが狙った獲物(おぱーい)は逃がさない、一流のスナイパーですね(笑)

そんな男気先輩が、先日めでたく誕生日を迎えました。
男気先輩が誕生日だって事で、前回俺にあの『着る服がなかった。Tシャツ』をプレゼントしてくれた

同級生のくっきーが、男気先輩にも、誕生日プレゼントを持って来てくれたんです。

なんとそのプレゼントは『ほかに着る服がなかった。パーカー』

くっきー、「武とおそろいですからね」って言ってたけど、俺、男気先輩とおそろい嫌w
他の仲間達からも色んな誕生日プレゼントもらってました。

もちろん俺もあげましたよ。誕生日プレゼント。
男気先輩が、前から俺のしてるネックレスが『欲しい。欲しい』と何度も言うので

ホントは男気先輩とおそろいになるのは嫌なんだけど、
俺のと似たようなネックレスをプレゼントしました。
いや。使い方違うね。

『それじゃ、タヌキが頭に葉っぱ乗せて化ける時じゃん』って誰かが言ったけど、そのネックレス葉っぱじゃなくて、羽だね。

葉っぱは、ずいぶん前に男気先輩が寝た時に、俺が乗せた事あったね。

その後に酔っ払って腹出して寝ちゃってるその姿はまさにタヌキだったね。


タヌキみたいにキャ〇タマちゃんは出てなくて良かったね。
そんなタヌキ先輩に、俺らからの最後の誕生日プレゼントは、恒例のケーキ。
この日、友人の奥さんも誕生日で、男気先輩と合同で誕生日会やったから
ケーキに書いてもらうメッセージは『誕生日おめでとう 男気先輩 〇〇』
あ。間違っちゃった。
『結婚おめでとう 男気先輩 〇〇』にしちゃったw

最後は人様の奥さんと、嬉しそうにロウソクの火を噴き消してました。

お幸せに(笑)
そんな男気先輩。
冒頭や以前のブログにも書いた通り、最近スマホに変えたんですね。
でも男気先輩、目が悪いから、どうしてもスマホを見る時はメガネをずらして裸眼で画面を見るの。

その姿があの、漫画『魔太郎が来る』の魔太郎に似てるから、仲間内に『魔太郎先輩』なんて言われてイジられるわけ。

この日も『魔太郎先輩!』なんて呼んでたら
『ウガーッ!テメーら、魔太郎だタヌキだうるせーんだよ!!俺は魔太郎にもタヌキにも似てねーんだよ!!』とちょっとキレ気味の魔太郎先輩。

「じゃあ、男気先輩のスマホいじる姿は誰に似てんだねよ?」と俺ら。
「バカヤロー!!!スナイパーだよ!!スナイパー!!!狙撃手だよ!!」と男気先輩。
自分がスマホを見る時の姿は、ライフルを構えるスナイパーだと言う魔太郎先輩。

スナイパー(狙撃手)と言えば、対象者を仕留める為に、ライフルのスコープを鋭い眼光で見つめるゴルゴ13。

いやいやいや。
あなたがスマホを見る時は、ゴルゴ?いや、スナイパーなんか似てませんから。
完全に上目使いの魔太郎ですから。


いや、違う・・・
似てる。確かに男気先輩はスナイパーに似てるぞ!!!
この日、男気先輩の誕生日を祝いに来た、1人の女性がテレビを見る為に振り返ったその瞬間!
その女性のおぱーいを盗み見してるその姿は、確かに狙撃手だ!!完全にスナイパーだ!!!

その時の男気先輩の目つきは、本当にゴルゴ13並みに鋭い眼光でした。
さすが狙った獲物(おぱーい)は逃がさない、一流のスナイパーですね(笑)
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