今年もお世話になりました
いよいよ今年も終わりますね。
武そうも明日で今年の営業が終わります。
皆様はどんな1年でしたか?
というより、今年は誰もがコロナに翻弄された1年だったと思います。
もちろんわたくしもコロナに始まり、コロナに終わった1年でした。
2月に新型コロナウィルスが発見され、この騒動が始まり、
3月は深刻なマスク不足。実家のお袋がマスクと間違えて眼帯送ってくれました。
4月は毎年大勢で大騒ぎする俺の誕生日があったのですが、
俺の誕生日当日に全国で初の非常事態宣言が発令され、ひとりぼっちの誕生日会。
そして、5月。5月と言えば稼ぎ時のGWですが、4月29日~5月6日は
伊東市から休業要請を受け、まさかのGW8日間休業。
そして、その後も時短営業。
6月はその対策として、不慣れなテイクアウトも始めました。
7・8・9月の暑い時期は、灼熱地獄の調理場でマスクをしながらの調理。
秋に入り、10月には新しい生活様式にも慣れだし
11月の4日には、無事に23周年を迎え
その後すぐに伊東市自体にクラスターが発生してしまい
俺も家族も濃厚接触者に認定され、11月下旬から12月上旬まで2週間の休業。
23年商売してきて、最上級の絶望感を味わいました。
51年間生きて来た中で、一番絶望のどん底でした。
その絶望と不安の中で、2週間後にお店を開けた時に見たあの光景は一生忘れません。
沢山のお客様を見た時に、もう出ないと思っていた涙が自然に零れ落ちました。
そしてお客様や知り合いの方、ビックリするほどの本当に多くの方からの電話、LINE。
FBやSNSでの温かい励ましのコメント。メッセージ、本当にありがたかったです。
仲間達にも沢山力を頂きました。また仲間達に助けられました。
感謝しかありません。ありがとうございました。
そんな営業再開をしてから年末にかけ、ラーメン店主達が
俺を心配してくれて次々とコラボをしてくれました。
第一弾は、静岡県の一流店『麺's食堂 粋蓮』『麺創房LEO』『めんりすと』(敬称略)
とのコラボラーメン『男気みそらぁめん』
第2弾は、静岡県No.1『麺屋さすけ』『麺's食堂 粋蓮』『めんりすと』
そして、あの日本一のラーメン店『飯田商店』(敬称略)とのコラボラーメン
『お醤油らぁめん』
どちらも即完売でした。本当にありがとうございました。
年末にコロナに巻き込まれ、人生最大の絶望を味わいましたが
その後には、人生最大の喜びも味わいました。
今回、改めて人の優しさ。人の温かみを痛感しました。本当に救われました。
周りの方々の優しさに助けられました。この御恩は一生忘れません。
今回乗り越えられたのは、本当にお客様始め
周りの方々のお力があったからこそだと、心よりそう思ってます。
そして俺・・・・
ラーメン屋になって良かった。
ラーメン屋じゃなきゃ、あの飯田商店の将太君はじめ、
あんな一流店の方々とは知り合ってなかった。
今回の事で再認識出来ました。
俺には、ラーメンを作る事しか出来ません。
皆を笑顔にするのも、自分が笑顔になるのも、生活して行くのも、
家族を守るのも、仲間と楽しくやるのも、美味しいものを食べるのも、
将太君と同じく・・・俺にもラーメンしかない。
俺も一応ラーメン職人の端くれ。
彼ら程ではありませんが、これでも毎日ラーメンの事ばかり考えてます。
そんな時に、コンビニである雑誌を見かけた俺。
その雑誌は『実話なんちゃら系雑誌』
普段俺はそういった『実話なんちゃら系雑誌』を買うどころか
読みもしないのですが、この時は違いました。その雑誌を見て速攻で購入しました。
何故かというと、その雑誌の表紙に大きく
『まずいラーメン屋の特徴』と書かれてたから。
少しでも自分の仕事の参考にしたい一心で購入しました。
家に戻り、その記事を読む俺。
その記事にはこう書かれてありました。
『この要素に全てあてはまらい店に入れば
後悔しないで済む、まずいラーメン屋の50の特徴』
その記事には、まずいラーメン屋の50個の特徴を書き出してあるという。
その50項目に当てはまらないラーメン屋が、真の美味しいラーメン屋さんだそう。
勉強にもなるだろうし、興味深くその記事に目を通す俺。
まず、一つ目の項目。
『店主が腕組しがち』
あ~ハイハイ。これは俺もしてるわ。
これは色々な方面で言われてますからね。気持ち分からないわけではないですよ。
はい。次。
『中休みがある』
いや、中休みがあるからってまずいラーメン屋ってどうなの?その定義がわかんない。
もちろんウチもあるけどさ。
大都会以外では中休みが無い店の方が少ないんじゃない?
はい、次。
『漫画が置いてある』
だから~なんで漫画が置いてあると、ラーメンがまずいの?全くもって意味不明。
ウチも沢山置いてあります。沢山。
はい、次。
『表記が“らぁめん”』
いやいや、ウチも“らぁめん”ですけど。
『あえて今の時代にナルト』
いやいや、23年間ナルト乗せ続けてますけど。
『表記が“そば”』
ウチ『まぜそば』って人気メニューがあるよ。
ちなみに『五目そば』ってのもあるから。
こんなヘンテコなゴシップ週刊誌の記事を真に受ける俺もどうかと思うけど
ここまで読んでて、なんかちょっとイラっとして来ちゃった。
そう思いながら、次のページをめくる俺。
『意味のない三つ葉』
はぁ?いや、意味あるから。三つ葉。
“苦くてまずい”とか“こんな雑草好きな人いるわけない”とか“店主の自己満足”とか
好き勝手書いてるけど、オメーの方が馬鹿舌で自己満足なんじゃねぇの?
『替え玉システムがある』
お客さんに替え玉させる店がまずいんか?コラ!
『店舗オリジナルTシャツがある』だぁ?
今時、ユニフォームが無いラーメン店の方が珍しいちゃうんか!?
なんでオリジナルのTシャツがある店がマズイんじゃ!?ボケ!!
ウチにもあるわ!武そうTシャツ!
オリジナルTシャツどころか、オリジナルバッジも!
オリジナルうちわまであるわ!!アホンダラ!!
なに?『メニューが多すぎる』だぁ~?
うるさいわ!!
シバくぞ、コラ!!
ふぅ~・・・
すいません。取り乱しました。
ま。この記事書いた人も、雑誌を売る為にはわざとこういう事書いて
読者の目を引かないとね。仕方ないよ。それも仕事なんだから。
それに他にも色々書いてあったけど、そこに書かれてある項目
全部『美味しいラーメン屋さんの特徴』なんだもん。
冷静に読みましょ。冷静に。
それでは次の項目。
『メニューが少ない』
どっちやねん!!
多くてもまずい?少なくてもまずい?なんやねん!?それ!?
たいがいにせぇよコラ!!しまいにゃどつくぞ!!ワレ!
最後の項目・・・
『いらっしゃいませの声が小さい』『いらっしゃいませの声が大きい』
だからどっちやねん!!なに寄り添って隣に書いてあんねん!
ちょうどいい『いらっしゃいませ』やってみろや!ボケ!カス!!
え~・・・かなりの確率で該当してしまいました(笑)
来年はまずいラーメン屋の特徴に入らぬよう精進致します。
改めまして、今年も本当にお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
早く「そういえばコロナって最近聞かないね」という世界が来るのを願ってます。
皆様、良いお年を!!
来年も笑顔で会いましょう!!
武そうも明日で今年の営業が終わります。
皆様はどんな1年でしたか?
というより、今年は誰もがコロナに翻弄された1年だったと思います。
もちろんわたくしもコロナに始まり、コロナに終わった1年でした。
2月に新型コロナウィルスが発見され、この騒動が始まり、
3月は深刻なマスク不足。実家のお袋がマスクと間違えて眼帯送ってくれました。
4月は毎年大勢で大騒ぎする俺の誕生日があったのですが、
俺の誕生日当日に全国で初の非常事態宣言が発令され、ひとりぼっちの誕生日会。
そして、5月。5月と言えば稼ぎ時のGWですが、4月29日~5月6日は
伊東市から休業要請を受け、まさかのGW8日間休業。
そして、その後も時短営業。
6月はその対策として、不慣れなテイクアウトも始めました。
7・8・9月の暑い時期は、灼熱地獄の調理場でマスクをしながらの調理。
秋に入り、10月には新しい生活様式にも慣れだし
11月の4日には、無事に23周年を迎え
その後すぐに伊東市自体にクラスターが発生してしまい
俺も家族も濃厚接触者に認定され、11月下旬から12月上旬まで2週間の休業。
23年商売してきて、最上級の絶望感を味わいました。
51年間生きて来た中で、一番絶望のどん底でした。
その絶望と不安の中で、2週間後にお店を開けた時に見たあの光景は一生忘れません。
沢山のお客様を見た時に、もう出ないと思っていた涙が自然に零れ落ちました。
そしてお客様や知り合いの方、ビックリするほどの本当に多くの方からの電話、LINE。
FBやSNSでの温かい励ましのコメント。メッセージ、本当にありがたかったです。
仲間達にも沢山力を頂きました。また仲間達に助けられました。
感謝しかありません。ありがとうございました。
そんな営業再開をしてから年末にかけ、ラーメン店主達が
俺を心配してくれて次々とコラボをしてくれました。
第一弾は、静岡県の一流店『麺's食堂 粋蓮』『麺創房LEO』『めんりすと』(敬称略)
とのコラボラーメン『男気みそらぁめん』
第2弾は、静岡県No.1『麺屋さすけ』『麺's食堂 粋蓮』『めんりすと』
そして、あの日本一のラーメン店『飯田商店』(敬称略)とのコラボラーメン
『お醤油らぁめん』
どちらも即完売でした。本当にありがとうございました。
年末にコロナに巻き込まれ、人生最大の絶望を味わいましたが
その後には、人生最大の喜びも味わいました。
今回、改めて人の優しさ。人の温かみを痛感しました。本当に救われました。
周りの方々の優しさに助けられました。この御恩は一生忘れません。
今回乗り越えられたのは、本当にお客様始め
周りの方々のお力があったからこそだと、心よりそう思ってます。
そして俺・・・・
ラーメン屋になって良かった。
ラーメン屋じゃなきゃ、あの飯田商店の将太君はじめ、
あんな一流店の方々とは知り合ってなかった。
今回の事で再認識出来ました。
俺には、ラーメンを作る事しか出来ません。
皆を笑顔にするのも、自分が笑顔になるのも、生活して行くのも、
家族を守るのも、仲間と楽しくやるのも、美味しいものを食べるのも、
将太君と同じく・・・俺にもラーメンしかない。
俺も一応ラーメン職人の端くれ。
彼ら程ではありませんが、これでも毎日ラーメンの事ばかり考えてます。
そんな時に、コンビニである雑誌を見かけた俺。
その雑誌は『実話なんちゃら系雑誌』
普段俺はそういった『実話なんちゃら系雑誌』を買うどころか
読みもしないのですが、この時は違いました。その雑誌を見て速攻で購入しました。
何故かというと、その雑誌の表紙に大きく
『まずいラーメン屋の特徴』と書かれてたから。
少しでも自分の仕事の参考にしたい一心で購入しました。
家に戻り、その記事を読む俺。
その記事にはこう書かれてありました。
『この要素に全てあてはまらい店に入れば
後悔しないで済む、まずいラーメン屋の50の特徴』
その記事には、まずいラーメン屋の50個の特徴を書き出してあるという。
その50項目に当てはまらないラーメン屋が、真の美味しいラーメン屋さんだそう。
勉強にもなるだろうし、興味深くその記事に目を通す俺。
まず、一つ目の項目。
『店主が腕組しがち』
あ~ハイハイ。これは俺もしてるわ。
これは色々な方面で言われてますからね。気持ち分からないわけではないですよ。
はい。次。
『中休みがある』
いや、中休みがあるからってまずいラーメン屋ってどうなの?その定義がわかんない。
もちろんウチもあるけどさ。
大都会以外では中休みが無い店の方が少ないんじゃない?
はい、次。
『漫画が置いてある』
だから~なんで漫画が置いてあると、ラーメンがまずいの?全くもって意味不明。
ウチも沢山置いてあります。沢山。
はい、次。
『表記が“らぁめん”』
いやいや、ウチも“らぁめん”ですけど。
『あえて今の時代にナルト』
いやいや、23年間ナルト乗せ続けてますけど。
『表記が“そば”』
ウチ『まぜそば』って人気メニューがあるよ。
ちなみに『五目そば』ってのもあるから。
こんなヘンテコなゴシップ週刊誌の記事を真に受ける俺もどうかと思うけど
ここまで読んでて、なんかちょっとイラっとして来ちゃった。
そう思いながら、次のページをめくる俺。
『意味のない三つ葉』
はぁ?いや、意味あるから。三つ葉。
“苦くてまずい”とか“こんな雑草好きな人いるわけない”とか“店主の自己満足”とか
好き勝手書いてるけど、オメーの方が馬鹿舌で自己満足なんじゃねぇの?
『替え玉システムがある』
お客さんに替え玉させる店がまずいんか?コラ!
『店舗オリジナルTシャツがある』だぁ?
今時、ユニフォームが無いラーメン店の方が珍しいちゃうんか!?
なんでオリジナルのTシャツがある店がマズイんじゃ!?ボケ!!
ウチにもあるわ!武そうTシャツ!
オリジナルTシャツどころか、オリジナルバッジも!
オリジナルうちわまであるわ!!アホンダラ!!
なに?『メニューが多すぎる』だぁ~?
うるさいわ!!
シバくぞ、コラ!!
ふぅ~・・・
すいません。取り乱しました。
ま。この記事書いた人も、雑誌を売る為にはわざとこういう事書いて
読者の目を引かないとね。仕方ないよ。それも仕事なんだから。
それに他にも色々書いてあったけど、そこに書かれてある項目
全部『美味しいラーメン屋さんの特徴』なんだもん。
冷静に読みましょ。冷静に。
それでは次の項目。
『メニューが少ない』
どっちやねん!!
多くてもまずい?少なくてもまずい?なんやねん!?それ!?
たいがいにせぇよコラ!!しまいにゃどつくぞ!!ワレ!
最後の項目・・・
『いらっしゃいませの声が小さい』『いらっしゃいませの声が大きい』
だからどっちやねん!!なに寄り添って隣に書いてあんねん!
ちょうどいい『いらっしゃいませ』やってみろや!ボケ!カス!!
え~・・・かなりの確率で該当してしまいました(笑)
来年はまずいラーメン屋の特徴に入らぬよう精進致します。
改めまして、今年も本当にお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
早く「そういえばコロナって最近聞かないね」という世界が来るのを願ってます。
皆様、良いお年を!!
来年も笑顔で会いましょう!!
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