メイキング
昔、Mr.childrenの桜井和寿が言ってました。
『一度、皆さんに届けた曲は、歌詞の意味や何を訴えてるかの説明はしたくない』
つまり、聴く人よって、その曲の意味を自由に解釈して欲しい。という意味。
同じ曲でも人によっては恋愛の曲にも感じ取れるし、家族やペットの事を書いた曲にも取れる。
『この曲はこういう意味の曲だよ』『この曲にはこういう意味が隠されてるんだよ』
そんな事を後で説明するのは野暮っていう事。皆さん一人一人違った捉え方で良いんです。
わたくしのブログもそうです。
一度世に出したブログの裏側や、実際こんなハプニングがあった。とか、
本当はこんな事があった。なんて後から説明するなんて野暮。
読んでくれた皆様が『この写真撮ってる時も子供みたいにはしゃいでたんだろうな』とか
『本当にそんな事が起こったの?』という想像しながら読む方が楽しいと思うんです。
読んだ皆さん一人一人が違う解釈、違う捉え方で良いんです。
つか、俺のクソみたいなブログとミスチルの曲を一緒の例えにするんなんて、
ミスチルファンに怒られちゃいますね(笑)
そんな俺のアホみたいなブログ。
もちろん今までそのブログの裏側なんて書いた事なんでないんですが、
前回の『富士登山シリーズ』だけは、毎回やたら反響が多いんですね。

『毎年楽しみにしてます』『富士登山シリーズが一番好きです』と言った、ありがたいお言葉の他にも『あれは本当なの?』『よくあの瞬間の写真が撮れたね?』などの質問も多々受けます。そしてブログの観覧者数もズバ抜けてます。
そんな毎年恒例の『富士登山シリーズ』のレギュラーメンバーの1人であるまさやんからも「今回のブログのスピンオフ的なブログを書いて下さい!」という強い要望を受けたので、今回のブログは、特別に前回のブログ『富士登山2022』の裏側を少しだけお見せしようと思います。言うなれば、今回のブログは『メイキング・オブ・富士登山2022』です。
ではまず、前回のブログのおさらい。
毎年「富士山に登る」と言って8年間登ってなかった俺ら登山会。
メンバーは向かって左から、まさやん・俺・ミモザ。
その2人から今年は登らないと思ってたら本当に登るというドッキリをやられた、俺。

ところがこの日は濃霧で雨風が強く、登頂どころか登山自体出来ない悪天候。仕方なく下山し、頂上で着ようとしてた毎年恒例のコスプレ衣装に着替えました。今年の衣装は忍者。

忍者に着替え、下山していると、そんな霧深い嵐のような天候の、過酷な富士山には似合わない何者かが、歩きにくそうに下から登って来る!!!

その登って来た人物は金ピカの殿様!!俺らの同級生で、この登山会のメンバーの1人のネズミ先輩。

その後、殿は「苦しゅうない。皆の者、達者でな」と言って車に乗って霧の中を颯爽と帰って行きました。1人あのままの格好で。

実はこの富士登山の一か月前に、事前に『今のこの乱れてる世の中を日本一高い場所から見張っておけい!」と殿から命を受けたので、俺達忍者が富士山に登る事になり、

本当にちゃんと登ってるか、殿が自ら確かめに来た。

本当に登るに決まってるでしょ!殿の命令だし、我々は殿をお守りする忍びのなのですから。

というのが、前回のブログのざっくりとしたシナリオ。
まず、このシナリオを作り、そのシナリオを成功させる為にネズミ先輩以外の3人で入念な打ち合わせをします。

毎回そのシナリオの骨組みは俺が作ります。
ミスチルで言ったら作詞作曲してる桜井氏です。
そこにミモザ、まさやんの意見が加わり、そのシナリオを完成させていきます。
ミスチルで言ったら、他のメンバーとコバタケです。
またおこがましくスチルに例えちゃった。またミスチルファンに怒られるなw
そしてその大体のシナリオが決まるとそのシナリオに合った衣装を準備します。
今回は俺へのドッキリが同時進行していたので、俺に「どうせ今年も登らないんだろ?」と信じ込ませる為に、自ら進んで衣装調達担当に立候補したのはミモザ。

速攻で忍者の衣装を用意してくれました。

衣装が届くと、試着に入ります。

試着が終わると、ポーズの練習。

そして、最後は3人で写真撮影。

俺、目の前を通る車のドライバーの視線を気にしてますねw
そんな俺ら3人の衣装の準備、試着、撮影が終わると、次は毎年のキーパーソン、ネズミ先輩の衣装の準備に入ります。
今回、俺ら3人が決めたネズミ先輩の衣装は、俺ら忍者に命令する『お殿様』
若干顔も似てるという事もあり、俺とまさやんの『お殿様』のイメージはマツケンサンバ。

極寒の富士山5合目に、この金ピカの殿様が現れたら最高じゃん。
その『お殿様』の衣装を準備するのは、もちろん自ら衣装調達担当に立候補したミモザ。
なので今年はミモザにお任せした俺とまさやん。
すると、毎日の様にミモザから俺とまさやんへLINEが届く。
『お殿様の衣装ってこれで良いよね?』

ん?いやいやいや・・・・それはちょっと違くない?
それだと俺らのイメージしてる『殿』とちょっとズレてんだよねー
数日後・・・
またしてもミモザから、俺とまさやんへ『殿様の衣装、これが良いんじゃない?』とのLINEが届く。そのLINEを見て驚愕する俺とまさやん。
ミモザ・・・お前それ・・・
ファラオじゃん。それ殿様じゃなくて王様じゃん。

ポンコツかっ!もういい!ネズミ先輩の殿の衣装は俺が用意するわ!!!
結果、わたくしがネズミ先輩扮する『殿様』の衣装を準備致しました。

ネズミ先輩の衣装が届くと、ネズミ先輩に試着してもらいます。

本番に備え、殿に着物の着方をレクチャーする、素の忍者たち。
まさやん忍者は、ヅラの角度まで徹底的にこだわります。

結果、俺らのイメージ通り。
うん。完全に殿・・・いや、マツケンじゃんw

そしてここからが、登山会の本当の裏側。衝撃の真実です。
実は、毎年毎年、そのネズミ先輩とは『どういう段取りか』『何をしてもらうか』とかの大事な打ち合わせは一切しないんです。
衣装が届いて試着だけしたら、その衣装を渡して『〇月〇日の何時に〇〇って場所にいて』としか伝えないの。試着すらしない時もある。去年の金太郎みたいに。

今年なんて、登山本番の日を伝え忘れてました。ガチでw
毎年、そんな俺からのムチャブリを2つ返事で実行してくれるネズミ先輩だから、毎回ネズミ先輩の衣装代(今年は7180円(カツラ代込))は俺とミモザとまさやんの3人で割り勘ですw
衣装代は俺らが出す代わりに、俺らの要望に毎年確実に答えてくれる、ネズミ先輩。
だから、気温マイナス1℃の富士5合目に殿が現れるという奇跡が起こるわけ。

そういった阿吽の呼吸で信頼し合ってるからこそ、
この富士登山シリーズは10年間も続けて来れたんだろうね。
そして今年もそんな任務の全てが終了し、殿から普通の人間に戻ったネズミ先輩だけど・・・
殿の衣装の名残りが、まだ首に付いてました(笑)

来年はどんな曲が書けるか(どんなシナリオが思い付くか)分かりませんがw
先週に続き、今日のブログもこの辺でドロンさせて頂くでござるよ。

ニンニン!
『一度、皆さんに届けた曲は、歌詞の意味や何を訴えてるかの説明はしたくない』
つまり、聴く人よって、その曲の意味を自由に解釈して欲しい。という意味。
同じ曲でも人によっては恋愛の曲にも感じ取れるし、家族やペットの事を書いた曲にも取れる。
『この曲はこういう意味の曲だよ』『この曲にはこういう意味が隠されてるんだよ』
そんな事を後で説明するのは野暮っていう事。皆さん一人一人違った捉え方で良いんです。
わたくしのブログもそうです。
一度世に出したブログの裏側や、実際こんなハプニングがあった。とか、
本当はこんな事があった。なんて後から説明するなんて野暮。
読んでくれた皆様が『この写真撮ってる時も子供みたいにはしゃいでたんだろうな』とか
『本当にそんな事が起こったの?』という想像しながら読む方が楽しいと思うんです。
読んだ皆さん一人一人が違う解釈、違う捉え方で良いんです。
つか、俺のクソみたいなブログとミスチルの曲を一緒の例えにするんなんて、
ミスチルファンに怒られちゃいますね(笑)
そんな俺のアホみたいなブログ。
もちろん今までそのブログの裏側なんて書いた事なんでないんですが、
前回の『富士登山シリーズ』だけは、毎回やたら反響が多いんですね。

『毎年楽しみにしてます』『富士登山シリーズが一番好きです』と言った、ありがたいお言葉の他にも『あれは本当なの?』『よくあの瞬間の写真が撮れたね?』などの質問も多々受けます。そしてブログの観覧者数もズバ抜けてます。
そんな毎年恒例の『富士登山シリーズ』のレギュラーメンバーの1人であるまさやんからも「今回のブログのスピンオフ的なブログを書いて下さい!」という強い要望を受けたので、今回のブログは、特別に前回のブログ『富士登山2022』の裏側を少しだけお見せしようと思います。言うなれば、今回のブログは『メイキング・オブ・富士登山2022』です。
ではまず、前回のブログのおさらい。
毎年「富士山に登る」と言って8年間登ってなかった俺ら登山会。
メンバーは向かって左から、まさやん・俺・ミモザ。
その2人から今年は登らないと思ってたら本当に登るというドッキリをやられた、俺。

ところがこの日は濃霧で雨風が強く、登頂どころか登山自体出来ない悪天候。仕方なく下山し、頂上で着ようとしてた毎年恒例のコスプレ衣装に着替えました。今年の衣装は忍者。

忍者に着替え、下山していると、そんな霧深い嵐のような天候の、過酷な富士山には似合わない何者かが、歩きにくそうに下から登って来る!!!

その登って来た人物は金ピカの殿様!!俺らの同級生で、この登山会のメンバーの1人のネズミ先輩。

その後、殿は「苦しゅうない。皆の者、達者でな」と言って車に乗って霧の中を颯爽と帰って行きました。1人あのままの格好で。

実はこの富士登山の一か月前に、事前に『今のこの乱れてる世の中を日本一高い場所から見張っておけい!」と殿から命を受けたので、俺達忍者が富士山に登る事になり、

本当にちゃんと登ってるか、殿が自ら確かめに来た。

本当に登るに決まってるでしょ!殿の命令だし、我々は殿をお守りする忍びのなのですから。

というのが、前回のブログのざっくりとしたシナリオ。
まず、このシナリオを作り、そのシナリオを成功させる為にネズミ先輩以外の3人で入念な打ち合わせをします。

毎回そのシナリオの骨組みは俺が作ります。
ミスチルで言ったら作詞作曲してる桜井氏です。
そこにミモザ、まさやんの意見が加わり、そのシナリオを完成させていきます。
ミスチルで言ったら、他のメンバーとコバタケです。
またおこがましくスチルに例えちゃった。またミスチルファンに怒られるなw
そしてその大体のシナリオが決まるとそのシナリオに合った衣装を準備します。
今回は俺へのドッキリが同時進行していたので、俺に「どうせ今年も登らないんだろ?」と信じ込ませる為に、自ら進んで衣装調達担当に立候補したのはミモザ。

速攻で忍者の衣装を用意してくれました。

衣装が届くと、試着に入ります。

試着が終わると、ポーズの練習。

そして、最後は3人で写真撮影。

俺、目の前を通る車のドライバーの視線を気にしてますねw
そんな俺ら3人の衣装の準備、試着、撮影が終わると、次は毎年のキーパーソン、ネズミ先輩の衣装の準備に入ります。
今回、俺ら3人が決めたネズミ先輩の衣装は、俺ら忍者に命令する『お殿様』
若干顔も似てるという事もあり、俺とまさやんの『お殿様』のイメージはマツケンサンバ。

極寒の富士山5合目に、この金ピカの殿様が現れたら最高じゃん。
その『お殿様』の衣装を準備するのは、もちろん自ら衣装調達担当に立候補したミモザ。
なので今年はミモザにお任せした俺とまさやん。
すると、毎日の様にミモザから俺とまさやんへLINEが届く。
『お殿様の衣装ってこれで良いよね?』

ん?いやいやいや・・・・それはちょっと違くない?
それだと俺らのイメージしてる『殿』とちょっとズレてんだよねー
数日後・・・
またしてもミモザから、俺とまさやんへ『殿様の衣装、これが良いんじゃない?』とのLINEが届く。そのLINEを見て驚愕する俺とまさやん。
ミモザ・・・お前それ・・・
ファラオじゃん。それ殿様じゃなくて王様じゃん。

ポンコツかっ!もういい!ネズミ先輩の殿の衣装は俺が用意するわ!!!
結果、わたくしがネズミ先輩扮する『殿様』の衣装を準備致しました。

ネズミ先輩の衣装が届くと、ネズミ先輩に試着してもらいます。

本番に備え、殿に着物の着方をレクチャーする、素の忍者たち。
まさやん忍者は、ヅラの角度まで徹底的にこだわります。

結果、俺らのイメージ通り。
うん。完全に殿・・・いや、マツケンじゃんw

そしてここからが、登山会の本当の裏側。衝撃の真実です。
実は、毎年毎年、そのネズミ先輩とは『どういう段取りか』『何をしてもらうか』とかの大事な打ち合わせは一切しないんです。
衣装が届いて試着だけしたら、その衣装を渡して『〇月〇日の何時に〇〇って場所にいて』としか伝えないの。試着すらしない時もある。去年の金太郎みたいに。

今年なんて、登山本番の日を伝え忘れてました。ガチでw
毎年、そんな俺からのムチャブリを2つ返事で実行してくれるネズミ先輩だから、毎回ネズミ先輩の衣装代(今年は7180円(カツラ代込))は俺とミモザとまさやんの3人で割り勘ですw
衣装代は俺らが出す代わりに、俺らの要望に毎年確実に答えてくれる、ネズミ先輩。
だから、気温マイナス1℃の富士5合目に殿が現れるという奇跡が起こるわけ。

そういった阿吽の呼吸で信頼し合ってるからこそ、
この富士登山シリーズは10年間も続けて来れたんだろうね。
そして今年もそんな任務の全てが終了し、殿から普通の人間に戻ったネズミ先輩だけど・・・
殿の衣装の名残りが、まだ首に付いてました(笑)

来年はどんな曲が書けるか(どんなシナリオが思い付くか)分かりませんがw
先週に続き、今日のブログもこの辺でドロンさせて頂くでござるよ。

ニンニン!
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